年功序列は正しいのか考えてみます
私はまだ若いので、上の立場の方と接する機会って、多いです。
そこで、理不尽だと感じる機会も多いです。
何でこの人に上から言われなきゃいけないんだと。
年功序列の原因って何なのでしょう。
良く言われるのが、年功序列が無いと組織がまとまらないというものです。
確かに、それは正しいと思います。
ただ、年功序列の原因は他にもあるのでは無いでしょうか。
私は日本社会のレール制度が年功序列の原因となっていると感じます。
レール制度とは、年上の人が経験したことは、年下の人がいずれ経験するであろうということです。
よく、大学生が高校生に向かって、大学に入ったらこういう生活ををしたらいいよとか、社会人が学生に向かって、社会人ではこういうことが大切だよとかアドバイスするところを見かけます。
このようなアドバイスが多くあるのは、自分と同じような経験を、年下の子もするだろうという観念にあるのでは無いでしょうか。
そして、日本社会ではレール制度になっているためにそのようなアドバイスは年下の子にとっては役立つことも多いのです。
レール制度のもとでは、年下の子は年上の方にたくさん教えていただかねばならないのです。
そのため、教えてもらうとか関係ない時も、ある程度媚びへつらうという制度が出来上がっているのではないでしょうか。
逆に考えることもできます。日本社会は戦争をしていた頃に、組織をまとめなければならないという観念から、年功序列という制度を作り出したのかもしれません。
そして、戦争に負けた後も、上の立場の人は年功序列を続けたいという気持ちが強く、そのための制度としてレール制度を作り出したという可能性もあります。
私自身、年功序列があった方がいいのか無い方がいいのか、結論づいていません。
理不尽な大人、いるよなあ。。。(理不尽な子供も多いけど)