物理人、世界を語る

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真似しない勇気 

私はどっちかというと、自分でどんどん枠を壊していって、いろいろやってみるというようなことが出来ていないタイプの人間だなといつも思っています。

 

自分が正しいと思ってやっていたことを、人がやっていないと知ったとき、すぐ不安になってしまう。

もしかしたら、その不安は正しい不安なのかもしれません。

 

人間が不安になるということは、生存競争的に意味のある事である場合も多いはずです。

人がやっていることをやっていたほうが、ミスはありません。楽もできるし、効率的です。(嫌味で言っているわけではありません。本当にそう思います)

 

ただ、それも度が過ぎると、他力本願になりすぎたり、変なことで人と比べすぎて逆に非効率になることだってあると思うのです。

 

できるだけ、自分ひとりでやっていけるようにしたほうがいいのではないか、と最近思います。まず、何をするにあたっても、もし自分がそのことについて自信がなかったり才能がなかったりしても、極力自信をもって臨むべきだと思います。

 

勉強ができないから、「自分はどうせ分からないだろう」と思って勉強しても、効果は薄いはずです。

 

運動できないから、「自分は出来なくても仕方ない」と思いながら運動しても、雑な練習になるでしょう。

 

芸術とか、料理とかに関しても、「才能がないから大して出来るようにならないだろう」と思ってやっても、楽しくないし、上手くもならないと思います。

 

「自分に自信が持てる」と思えるような内容を、人と比較せずに作り上げていくこともとても大切だと思うのです。人がどうだ、とかを一切気にせず、自分がいいと思えるようなことに突っ走る。自分がいいと思えるようなものを作り出していく。

 

あまり、他人のことに気を囚われすぎると、時間の無駄だと思います。

 

最初に言ったように、人がやってるかどうかを確認しないと不安になる、とかは、「人間の本能」です。本能ですから、きちんと意味はあります。

 

ただ、それは大昔の野生の時代に作られた本能でもあると思いますし、今の時代ですべてそれが役に立つとは限らないはずです。

 

本能による不安が、役に立つ場面もとても多いと思います。しかし、その不安を感じないようにして、自分ひとりを信じて頑張ってみる!というような事も必要だと思うのです。

 

人を参考にしながらも、自分を信じて、やってみる!というのもいいのではないでしょうか。

脳みそは一人一人違いますから、その人にしかできない考え方、とか、発想とか、技術とか、いうものは必ず存在すると思います。

自分を信じて、やってみて、それが人とちがかったら、それは自分の個性だ、といい意味で割り切ってみることも必要だと思います。

 

ただ、リスクとかは、冒すにしても冒さないにしても責任をもってある程度は考えるべきだとは思います。

 

真似しない勇気、持てるようになれたらいいな。。。